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人と環境にやさしい舗装材『レオタンαエンボスSF』

北海道建設新聞に掲載された記事の紙面イメージ
クリックで記事全文表示(2021年10月29日付北海道新聞)

日本体育施設(NTS)では、総合化学メーカーである三井化学との共同により、世界陸連(WA)認証舗装材『レオタンαエンボス』の特徴を継承しつつ、特定化学物質MOCA無配合かつ特化則(※)非該当のウレタン舗装材を開発しました。これにより、2021年より『レオタンαエンボスSF』の販売・施工に取り組んでいます。

『レオタンαエンボスSF』は安全性と環境配慮の両立を図りながら、競技性能を維持した次世代型トラック舗装材として、全国のスポーツ施設への導入が進んでいます。

レオタンαエンボスSF』は、安全性や環境配慮への取り組みが評価され、2021年10月29日付の『北海道建設新聞』において札幌市円山競技場での施工事例が紹介されました。(左画像)

また、令和4年都市公園等コンクールおよび、第7回スポーツファシリティーズ大賞で各種の表彰を受けています。

さらに、2025年開催の「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ 2025」のメイン会場にも導入され、価値あるレガシー創出に寄与する舗装材として、現在注目を集めています。


※特化則:労働安全衛生法の特定化学物質障害予防規則

Section.01施工現場で働く人を守る、進化系の舗装材

従来のウレタン舗装工事では、作業する人の健康を守るため、作業主任者の選定など特化則に基づく取扱いが必要でしたが、『レオタンαエンボスSF』は特化則の規制を受けずに安全に作業を行うことができます。

開発背景「ウレタン舗装材とMOCAについて」

2016年9月、厚生労働省はMOCAによる健康障害を防止するための要請を関係業界に行いました。

MOCAを取り扱う製造工場に従事した方に、膀胱がんの病歴または所見が明らかになったため、特化則に基づく暴露防止措置の徹底や、膀胱がんに関する調査の実施等についての要請です。

このことを受けて日本体育施設では、MOCA無配合のウレタン舗装材の開発に着手し、施工性及び品質管理に改良を重ね、2021年に環境対応型ウレタン舗装材『レオタンαエンボスSF』を完成しました。

『レオタンαエンボスSF』は、特定化学物質MOCA無配合の材料を使用する製品です。

なお、従来のウレタン舗装材で施工が完了したものに、危険はありません。

レオタンαエンボスSF 材料イメージ

Section.02世界陸連(WA)認証舗装材『レオタンαエンボスSF』の特長

『レオタンαエンボスSF』は、全国の陸上競技場に導入されている『レオタンαエンボス』の走行感と耐久性を受け継ぎ、WA(世界陸連)の要求基準にすべて適合したWAの認証舗装材(※)です。国際大会を開催する陸上競技場にも使用できます。

舗装構造もそのままで、「フルウレタンタイプ」とゴムチップベースの「Rタイプ」に大別され、オーバーレイ工法や小規模補修でも導入可能です。

※WAの認証舗装材:すべてのアスリートに対して快適で安全なトラックを提供するためにWAが設ける衝撃吸収や垂直変位、滑り抵抗、引張特性などの性能規格。

継承した競技者の走行感

トラック舗装材『レオタンαエンボスSF』は、独自の工法で凹凸を作り上げるローラーエンボス仕上げの舗装材です。

キック時のぐらつきやブレがないため走行感に優れ、好記録を狙えます。

また、表面の耐摩耗性や引裂き強度に優れているため、陸上スパイクでの利用はもちろん、スパイクを使用しない利用者が多い施設にも好適です。

運用・メンテナンスの効率化への配慮

『レオタンαエンボスSF』を導入した競技場は、メンテナンス費用と期間を低減することが可能です。

使用による表面の摩耗やスパイク傷は、舗装材をすべて撤去、新設することなく、表面の切削オーバーレイ工法(※)により、低コストかつ短期間でリニューアルすることができます。

工期短縮によって工事で施設を利用できない期間が短くなることから、施設の有効活用にも寄与します。

※ 切削オーバーレイ工法:舗装材の延命修繕に対する工法のひとつで、劣化・摩耗した表面を切削し、表層を再舗装する方法。舗装材の全てを撤去・新設するよりも経済的かつ、施工期間が短い。

対応用途

『レオタンαエンボスSF』は、陸上競技場に限らず、公園のジョギング走路、学校グラウンド、多目的グラウンドなどにも使用可能です。

幅広い対応用途は、トップレベルの競技会に限らず、レクリエーションなど様々な用途での活用が可能です。

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また公園のジョギング走路や園路舗装に使用する場合は、レオタンシリーズの透水性ゴムチップウレタン複合舗装材『レオタンJ』もおすすめです。スパイクでの使用はできませんが、ラバーシューズを用いるジョギング走路やグラウンドの外周走路などに適しています。

関連製品

 透水型ゴムチップウレタン舗装『レオタンJ』

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Section.03レオタンαエンボスSFの施工方法

『レオタンαエンボスSF』の施工方法は、従来品の『レオタンαエンボス』と同一の方法で施工が可能。作業の可使時間(ポットライフ)や作業時の流動性を確保しました。

Section.04レオタンαエンボスSFの受賞歴

Section.05メディア掲載情報

『レオタンαエンボスSF』の開発ストーリーは、「わたSHIGA輝く国スポ」の主会場 『平和堂HATOスタジアム』を支える技術として、日本スポーツ協会が運営する総合スポーツ情報メディア『JSPOPlus』に掲載されました。